モチベーションアップ、動機付けスピーカー 原田幹夫 Motivational Speaker

昭和33年横浜生まれ。人の役に立ちたいという思いで医療の世界に入ってきた人が自分が思っている以上に輝ける!お手伝いをするモチベーションアップ・スピーカーMotivational speakerです。

近所の歯医者がオオアリクイに食い殺されてから3年がたちました。

インプラントをどうしたら安全で長持ちするようにできるかのSAFE セミナー2017 に参加したときの話をシェアします。

 

ここには、インプラントをかなりやっている歯科医師が大勢来てましたが、目からウロコの連続でした。

会場からも意外な発見が多かった!という声がたくさん聞かれ、熱心にノートを取る方が多かったです。

 

 つまり、これから書くことは内容が正しいにもかかわらず、全国の有名歯科医師でさえも知らない本邦初公開の内容が含まれてますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

 

私は決して、アメリカの歯科医療が優れていて日本が遅れているなどと言うつもりはありませんが、日本の常識は世界では非常識であることがしばしばあることを今回あらためて知ることになりました。

これには日本の歯科の間違った健康保険制度が関係しております。

 

以下、あまりにもたくさんあるトピックの中から特にお役にたてる内容をシェアさせていただきます

 

・コントロールされてない糖尿病や高血圧の方にインプラントをしてはならない。

空腹時血糖値はあてにならない。

HbA1C が、4.6 ~ 6.2 が正常値だが、ここまでコントロールされている人ならインプラントを実施してOK.

 

HbA1C とは、血液中のヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、過去12ヶ月の血糖状態を把握できる数値です。

 

ただし、ヘモグロビン値 つまり HbA1C は、過去2ヶ月の平均データです。

従って、例えば、HbA1C が9 とかなり高くても、ここ2週間で血糖値が急激に改善されている方は、普通にインプラントや抜歯などの歯科治療を行って大丈夫です。

 

血圧は上が160、下が90より高かったらインプラントをしてはならない。

高血圧の人は術後に内出血しやすいので要注意です。

内出血はしばしば顔面の皮膚に生じます。

術直後でなく、数日たってから生じることが多いです。

 

患者さんの最近の人間ドックなどの全身の検査データを見て、大丈夫な人にだけインプラントを行う。

血液検査や尿検査などをやってない方はやってきてもらう。

 

患者さんの全身状態は変化する。

3年前にインプラントしたときに何ともなかったからといって、今回大丈夫とは限りません。

きちんと全身状態が大丈夫なことを確認してからインプラントを行うべきです。

 

実は知り合いの歯科医師で糖尿病で長期間療養され、若くして亡くなった方がいます。

ご冥福をお祈り申し上げます。

www.harada-clinic.com

#糖尿病 #インプラント周囲炎 #高血圧 #インプラント長持ち

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